クラス担任に加え、副主任としてリーダー的な仕事も経験。
マンネリに陥らない、子どもに寄り添った保育を目指す。

PROFILE

クラス担任に加え、副主任としてリーダー的な仕事も経験。<br>マンネリに陥らない、子どもに寄り添った保育を目指す。

畑中 聖

1歳児クラス担任 副主任 スマイルサポーター

専門学校を卒業後、2015年5月に新卒入社。大正北保育所で約3年間勤務した後、2018年よりたちばな保育園に勤務。

子どもの自主性を大切にする保育と、
スタッフの人柄やチームワークのよさが魅力

私が吹田みどり福祉会に入社する決め手になったのは、就職活動中に保育園を見学したときの園児たちの表情や様子でした。園児がみんな人懐っこく、笑顔でのびのびとしていて、「子どもたちを自由にのびのびと育てる保育をしているんだろうな」と思えたからです。
実際に保育士として働き始めてみると、その印象通りでした。私は、大正北保育所とたちばな保育園の両方で勤務経験がありますが、どちらの園も、子どもの自主性と個性を大切にしながら温かく見守る保育を実践しています。
園全体の雰囲気が明るくて、先生やスタッフのチームワークがよいところも、2つの園に共通する特徴です。行事の際には「みんなで頑張って、いいものにしよう!」と、みんなでアイデアを出し合い、協力しながら準備を進めます。何か困ったことがあれば気軽に相談でき、お互いにフォローし合うような人間関係が自然にできているので、職場としても、とても働きやすいと思います。

園児1人ひとりの個性や発育段階に応じた
きめ細やかな保育を心がける

私は現在、1歳児クラスを受け持っています。1歳児クラスは、主担任の私と副担任の保育士2名で園児12名を見ています。1歳児保育の難しさは、発育に個人差が大きく、また1年間で心身ともに目覚ましく成長するところです。同じ1歳でも、月齢によって発育段階が大きく違い、1歳になりたての早生まれの子はまだハイハイを始めたばかりなのに、遅生まれの子は立って歩けるようになっていたりします。また、1歳児は自我が芽生える時期で、2歳に近くなるとイヤイヤ期に入るので、子どもの気持ちをしっかり受け止めてあげることが大事になってきます。
園児それぞれの成長の差が大きいので、その子が理解できるような言葉がけを工夫したり、その子に合った遊びを提供したりと、1人ひとりに合わせたきめ細やかな保育が必要です。難しいことではありますが、子どもたちの様子をよく観察しながら、1人ひとりの個性や発育段階に応じた保育を、いつも心がけています。
1歳児クラスの担任に加え、2022年からは副主任も務めています。副主任は、幼児担当と乳児担当で1名ずつおり、私は乳児担当です。0歳児、1歳児、2歳児クラス全体のまとめ役として、乳児クラス担任の先生の相談に乗ったり、クラス運営の指導をしたりしています。
さらに、最近は養成講座を受講して、大阪府の「スマイルサポーター(地域貢献支援員)」の認定を受けました。スマイルサポーターとは、地域の子育て家庭の方から育児や生活に関する相談を受け、アドバイスや支援を行う相談員です。
キャリアを重ねるにつれて、リーダー的な役割や地域貢献活動にまで仕事の幅が広がってきました。担任クラスの子どもたちとしっかり向き合い、子どもたちに寄り添った保育をすることはもちろんですが、今後はこうした活動にも力を入れていきたいと考えています。

保育士に一番大切なのは「子どもが好き」という気持ち。
子どもに対する思いさえあれば、スキルは自然と身につく

保育士の仕事の喜びは、園児たちの成長を間近で見られること。子どもへの援助や支援、遊びや教育など、自分が働きかけたことが即座に反応として返ってくるので、やりがいがあります。
今後の目標としては、マンネリに陥らず、子どもに合わせた「新しい保育」を取り入れていくことです。子どもは1人ひとり違いますし、クラスの雰囲気も年によって変わります。「この子には、このクラスにはどんな保育がよいのだろう?」と常に考え、試行錯誤を繰り返しながら、よりよい保育を目指していきたいと考えています。
保育士に一番大切なのは「子どもが好き」という気持ちだと思います。保育士の資格と、学校で学んだ基礎的な知識さえあれば、あとのスキルは働くうちに自然と身についていきます。子どもが好きで、子どもに対して「こうしてあげたい」「ああしてあげたい」という気持ちがあれば、日々の保育が充実しますし、スキルも向上していきます。当園の子どもたちはみんなかわいくて、とびきりの笑顔に元気をもらえます。保育士として働きたい人は、ぜひ応募していただきたいと思います。